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ここぞという時のティーショット、左へのひっかけ、フックに悩む人は回転不足に原因あり!?

 2017/12/08 ゴルフスイング理論   5,454 Views

午前のラウンドは絶好調!
昼食休憩を挟んで午後の第一打気合いを入れて打ったら左に引っかけてOB。。。

よく見るパターンですが、このような重要な場面で左に引っかける人、フックに悩む人はどのような原因が考えられるのでしょうか?

ティーチングプロ森本光洋先生にその辺の原因と対策についてお聞きしました。

左への引っかけ、フックに悩む方必見です!

森本光洋ティーチングプロ対談映像

テークバックスピードの目安は?

テークバックで、あまりにシャフトがしならないゆっくりすぎる目安はどうやってわかるのでしょうか?

バスタオルの先を玉結びして連続素振りして、スピードが遅すぎると素振りができないという話を紹介していますが、その他にもなにか良い方法はないでしょうか?

そうですね、最近はシャフトが柔らかくてフニャフニャのたわむ練習器具があります。(参考:オレンジウィップ)

通常のクラブではしなりが分かりにくいので、こういったシャフトの柔らかい練習器具でシャフトのしなりの感覚をつかむと良いです。

購入しなさいという意味ではないのですが、もしそういったものを手に入れるチャンスがあれば、購入されてもマイナスでは無いと思います。

高いものも安いものもあると思うのですが、いずれにしてもシャフトがたわめば練習器具として使えます。極端に言えばホームセンターでホースでもOKです。

フニャフニャであれば良いです。
1mのホースの切れ端で大丈夫です。

また、練習器具がなくともそういったしなりの意識を持つだけでも全然違います。

ゆっくりテークバックでもシャットフェースで飛ばす宮里藍

考え方ですけど、テークバックが遅すぎるとシャフトのしなりが活かせず飛ばない原因になります。

松山英樹選手は強靱な体力でテークバックが遅くてもダウンスイングで飛ばすとお話しましたが、宮里藍選手なんかは松山選手と違って女子で体力が無いですけどテークバックがゆっくりですね。

宮里藍ちゃんの場合は、トップオブスイングでシャットフェースなんです。

ゆっくりとテークバックしてスイングするので、しなりが少ない状態でインパクトを迎えます。
しかし、シャットフェースでスイングするのでちょっと捕まりすぎた感じのドロー系、フックボールでランで飛距離を稼いでいたんです。

遼君と一緒かも知れないけど、藍ちゃんも当初アメリカツアーに挑戦しました。
すると周りは飛ばす選手ばかりですから、少しスイングスピードを速くしたんですね。

基本的にはシャフトのしなりを活かさないスイングなので飛ばない。
ただ、シャットフェースでトップに行くので、フックボール特有のランで飛距離を稼いでいた。

日本ではそれで十分だったかも知れないけど、アメリカではちょっと足りない。

そこで彼女なりにもう少しスピードをつけたバックスイングにして、スイング作りをやり直しました。

そうなると、ちょっとしなりのあるシャットフェースだと、やっぱり大事な場面で引っかけるんですね。

しなり戻りが大すぎたときに、元々シャットフェースですから左に向いて当たりやすいわけです。

それにしなり戻りの力が加わると余計左に行くので、引っかけるわけですね。

そうなると左が嫌だから今度右に打とうとするようになり、悪循環するわけです。

 

アメリカツアー挑戦

もう少し距離を伸ばそうと努力する

うまくいかない

 

いわば彼女はそこでちょっと悩むわけですね。

最終的には、もっと飛ばそうと思ってスイング改造があだとなったから、もう一回元に戻すことにして、ゆっくりのテークバックに戻したら少し良くなりました。

だから、あれはシャットフェイスをやめるか、テークバックのスピードを上げると左に行くというのが分かった上でプレーしなければならなかったわけですね。

彼女の場合は結局元に戻すことによって、また第一線に戻ることができました。

彼女はシャットフェイスにしてフックボールを打つことで、なんとか第一線でやれる状況だったということですね。

 

ジュニアのゴルファー出身は、早く結果を出そうと、距離を出すためにフック系のボールを打っていくというのは方法論としては良くあるので、決してシャットフェイスの打ち方がダメというわけではありません。

ただ、スライスしている人を無理に矯正するとすれば、シャットフェイスをわざと作ってスライスする分を間を取ってやることはできますけど、本来の解決法では無いのかなと思います。

いい悪いではないので、そこは自分がどこを目指してどんな球を打ちたいかによります。

フックを打ちたい方は、シャットフェイスにするのも一つです。
ただし、しなりをつけすぎると左に行くこと、左へのミスに付き合ってゴルフをすることを覚悟しなければなりません。

左への引っかけ、フックに悩む人へ

今のシャットフェイスの話は特殊なやり方ですが、基本的に右利きの場合ゴルフはボールがフック回転するスポーツです。

先が重たいもので右から左に打っているのですから、捕らえたボールも左回転して飛んでいくのがボールがつかまった状態ということです。

もしスライスするとしたら、それはちゃんと当たっていない、ボールがつかまっていないということです。

構造上スイングは右から左に回っていますから、フック回転は正常であると理解して下さい。

よってゴルフは基本フック回転するスポーツですが、ただし、それが多くなり過ぎては困りますよね。

例えば、テークバックでトップから下半身と上半身が同時に降りてくると外から振り下ろす形になりますから、飛び出しから左に出て更に左に曲がっていくケースもあると思います。

そういう左に行く人達は、当たり前ですけどテークバックで上がった手の位置よりも、フォロースルーの抜けた手の位置は必ず低い位置に行きます。


(トップの手の位置)


(フォローの手の位置)

こうなると左に行ってしまいます。

だから、そういう方達は、下の写真のようにフォロースルーを高くして上げることが必要になります。

もちろん同じフックでも、当たった瞬間から左に行く人と、真っ直ぐ出てから左に行く人といった感じに、フックにもいくつか種類があると考えなければなりません。

ただ、基本的には体が左に回っている以上、ボールも左に回転していることはしょうがないと捉えてください。

ゴルフは、フック回転の分量をコントロールするゲームなんだと考えるべきです。

そのコントロール方法の代表例としては、上がった手の高さと、インパクト後抜けた手の高さは同じであるという感覚を持ってください。

上がった手の位置よりもインパクト後フォローが低くなると、思った以上に左にたくさん曲がってしまいます。

もちろんやり過ぎるのは問題ですが、一つの解決策です。

ただ、これはいつも言っていることなんですが、10人いれば10人のスイングがあるわけですから、これがその方にぴったり合っていると断言はできません。

中には、宮里藍ちゃんのようにシャットフェイスになっている人もいるかも知れません。
又は、ちょっと振りすぎているのかも知れません。

それはなんとも人によって違いますので、絶対これで解決できるとは言えません。あくまで左にいきなり出て、左に曲がっていく人には良く効く解決策だと考えてください。

肩の開きについて

肩の開きは良く言われるところですが、一番僕たちが見るのは「バックスイングが浅い」回転不足の人です。

割とよく見る形です。

下の写真のように、十分肩が回ったトップと・・・

下の写真の容易肩の回転が浅いまま降りてくるトップ。

すぐに分かりますよね。

たくさん回っていれば戻ってくるのに時間がかかります。
回転が浅いとすぐに左に行きますよね。

左に出て左に曲がっていく人やスライスする人に多い形です。

体が硬くて回転不足の人へ

年配の方で体が硬くて回りにくいという方や、お腹が出てしまって回転不足になっている方の場合。

その様な場合は、ヒップターンしましょう。

腰を止めたまま回すとなかなか肩が回らない、その様な場合はお尻の回転でアシストしてください。

スタンスも狭めが良いです。

スタンスを狭めにして、ヒップターンで回転をアシストしてあげる。

ただし、この時両膝が伸びないように注意してください。
両膝の角度をキープした上で腰の回転をアシストしてください。

そうすると、その上にある肩は多少固くても回転出来るようになります。

腰と肩の捻転差で飛ばす方もおられますが、それは柔軟な体を持っている方であれば可能だと思います。

しかし、一般的に年齢と共に徐々に柔軟性が落ちていくのはしょうがないところです。それを受け入れた上でゴルフを楽しんで頂ければと思います。

無理にストレッチをしなさいとか、もしくは無理をしなさいという考えも一つかも知れませんが、しかし体を壊すことがあれば、それは僕らが本来伝えることではありません。

自分の理論を押しつけているだけですから、その方がそれを実現できなければ全く意味を成さないことになります。

それは理論的には捻転差が大きい方が飛びます。
しかしながら、それによって体を壊す、腰を痛めてスイングができないようでは本末転倒です。意味がありません。

だったら腰の調子、自分の体と向き合って、ここまではなんとかできるけどこれ以上は負担になる、じゃあ腰をもう少しアシストしようと。

最大の捻転は生まれないかも知れませんが、長くゴルフが楽しめます。
そこがゴルフの考え方は一人一人違うということです。

体をいたわりながらゴルフを長く楽しむのか。
この一年で引退する覚悟で体を無理して飛距離を求めるか。

私としてはゴルフは一生涯最後まで楽しんでいただきたいので、ぜひヒップターンで回転不足を解消して頂ければと思います。

まとめ

如何だったでしょうか?
フックの原因、ひっかけの原因が良くお分かり頂けたのではないかと思います。

一般にアウトサイドインの軌道はスライスの原因と言われますが、フック、ひっかけの原因になる場合も多いのです。

そして、そのアウトサイドインの原因は体の回転不足です。

腰を回す。お尻を回す意識を持つだけですので、ぜひヒップターンを加えてテークバックしてみて下さい。

今までに無い、強弾道の力強い球を打てるようになるはずです。

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