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シャフトのしなりを100%活用するための3つのポイント

 2017/11/17 ゴルフスイング理論   28,509 Views

ゴルフは他の競技に比べ、道具の性能に大きく左右されるスポーツです。
道具をいかに上手く使うか?
いかに道具に仕事をさせるかでスコアは大幅に変化します。

逆に言えば、道具を上手く使うことができれば、体格に劣る人でも逆転のチャンスが生まれるのがゴルフです。
特にシャフトのしなりを上手く使えるか否かがカギになります。

写真のような弓矢を想像すると分かるとおり、シャフトのしなりを活かせば活かすほど飛距離は出ます。

今回はそのシャフトのしなりの活かし方、使い方について森本光洋ティーチングプロにお聞きしました。

オーバーリリースや腕の内転、外転といった重要なポイントも分かりますので、書き起こしと共にこのページをご覧頂けると幸いです。

森本光洋ティーチングプロ対談動画

シャフトのしなりについて

僕らが実際のレッスン中によく見るのが、テークバックのスピードが遅すぎる方です。

先ほどの遼君の話にちょっと繋がる話になるかも知れませんが、原因の一端は私達の中にあるのですが、どうゆう風に上げると上手く行くよという「形」に囚われすぎるがあまりに、テークバックでギリギリギリとゆっくりクラブを上げる方がいます。

途中で間違えては行けないと、計画書通りに動こうとするわけです。
気持ちはよく分かります。

形が大事だからとか、一つの型を身に付けなければならないと皆さん思っているわけですから。

テークバックは写真の通りでなければならないと考えすぎて、それが故にあまりにも遅いリズム、遅いスピードなんです。

テークバックが遅いということは、クラブのたわみ、しなりが全くないままバックスイングされていくわけです。

そうすると、バックスイングでトップから切りかえしてくるわけですけど、そこで遅すぎるとたわみが全くないわけですよ。

本来たわむはずのクラブが、全くしなりの無い状態でトップオブスイングを迎えてしまう。

本来ならばバックスイングしていくとヘッドが重いため、小手先を動かさない限りシャフトは逆にしなります。

だいたい腰の高さにテークバックしたところあたりからシャフトが跳ね上がろうとし始めます。

トップに上がったときに左手の親指でグリップを支えることによって、MAXのしなりが完成します。

そして切り返しからシャフトのしなり戻りが始まります。

オーバーリリースとは?

ゴルフの基本的なスイングの動きとして、下半身からダウンスイングをスタートさせる際、トップから急いで手で下ろすとコックがほどけてしまい、いわゆるオーバーリリースの状態になります。

オーバーリリースになると、せっかく準備したしなりが一気に解消されてしまい、ダフリやトップなどの様々なミスに繋がります。

また、シャフトのしなりそのものが早く使われてしまいますので飛距離も出なくなってしまいます。

皆さんが良く知っている言葉「タメのあるスイング」とは、「シャフトのたわみが溜まっているスイング」のことを言います。

足腰でダウンスイングをスタートすれば、そのいわゆる「タメのあるスイング」が出来ます。

テークバックで準備したシャフトのしなりを、下半身始動のダウンスイングで最大限に活かす。

つまり、バックスイングの役割というのは、ただ単に正確な再現性のあるトップオブポジション、トップオブスイングを作るということだけが目的ではありません。

シャフトのたわみ、しなりを準備するという役目があります。

このシャフトのたわみ、しなりがちゃんと準備できているかいないかは、もの凄く重要な部分で、結果的に上がっていった際のたわんだ分が、インパクトで元の長さに戻るようなイメージを持ってください。

少し話がシャフトのしなりの動きまで広がってしまいましたが、ヘッドがボールに当たる瞬間に最大のしなり戻りを使う為には、先ほどのバックスイングがまったくしならない状態でバックスイングをしてしまうほどもったいない動きはありません。

故に、ある程度のスピードがバックスイングでは必要です。
だからといって早すぎたとすれば正確に腕の位置が収まらない。

腕だけで上げるとはいくらでも早くできますが、それだと別の意味で体が揺れてしまうとか、正確性が落ちる等の弊害が生まれます。

僕らがよく見るのが、バックスイングを丁寧にやりましょう、もしくは自分の満足行く、計画書通りに進みましょうという思いが強すぎて、トップまでにしなりが準備ができない方が多いのです。

一方、ダウンスイングでスピードを加速させようとすると、大抵の場合、腕で加速させようとして、先ほどのオーバーリリースや、手を走らせようとして足よりも上半身が先に動いてしまうケースがよく見られます。

つまり、テークバックが遅すぎ、その一方でダウンスイングでスピードを上げようとしてミスする人が多いのです。

ではどうしたらよいのか?

そこで、僕がキーワードとして考えたのが、「上げるスピードと戻るスピードを同じにしましょう」という考え方です。

テークバックのスピードとダウンスイングのスピードが同じだだと加速しないんじゃないか?と思われるかも知れませんが、テークバックでしなりの準備ができていれば、加速はシャフトが勝手にしてくれるのです。

ですので、ヘッドスピードが遅いからといって、自分でヘッドを加速させるというイメージはあまり良いことではないのです。

今回の話の中で、最初に言いましたけど、色々なことを試した結果、自分でヘッドを加速させようとして良いためしは先ずありませんでした。
マイナスの要素が多かったのです。

その一番多い例が、オーバーリリースです。
自分で加速させようとすると多くの場合オーバーリリースに繋がります。

腕の内転、外転について

飛ばしには利き腕のパワーが必要である。これは間違いのない事実です。ただ、どこからが右手の役割が、もしくは左手は右手をどのように導くか?

レッスンなどで僕らがよく見るのが、トップまで来て下半身リードでダウンスイングをやろうとしてミスする人です。

その様な方からよく頂く質問があります。

「どうもトップを作って下半身からのリードをやると振り遅れてしまったようなスライスになってしまう」

とか、

「それを逆に嫌がって左手だけで振ろうとしすぎがために左脇が浮いて、オープンフェースで打っていわゆるスライスが出てしまう」

というご質問です。

また、トップでボールを見定めたまま下半身リードで打とうとしたとき、右手をインから入れようと思って右肩が下がり、その反作用で左腕が同時に上がってしまい、結果的に左脇が体から離れて行ってしまう人もおられます。

この左手が浮いてしまう動きが、オープンフェースを作ったり、酷い人はシャンクに繋がります。

ようするに、構えた位置よりインからいこうとしすぎると左脇が空いてしまう(手元が体から離れる)のです。

これらの問題点を防ぐには、左手を体に引きつける動き、いわゆる「内転」、「外転」の動きが必要になってきます。

内転については基本的に意識する必要はありません。
バックスイングしたときに、腕は自然にクラブヘッドの重さによって内転が起こります。

この内転をしていることに気づかず、何も意識せずに下半身リードの意識ばかりでダウンスイングしてしまうと、知らず知らずのうちに左脇が体から離れてしまうのです。

少しダウンスイングで「外転」の意識を加えてあげるだけで、左脇が締まり内転と外転が上手く行きます。

下半身リードのダウンスイングでどうも振り遅れているという方は、ダウンスイングで少し外転を意識してみてください。

参考に、ダウンスイングで外転を少し意識しただけでスイングが変わった方のレッスン動画をUPします。

左脇が体から離れ、空振り、トップ、ダフリ、スライスばかりだった人が、20分後ナイスショット連発に変化しています。

まとめ

いかがだったでしょうか。

シャフトを100%活用するための3つのポイント。

1.テークバックのスピード

2.オーバーリリース

3.腕の内転と外転

これらのポイントを理解し、改善して行くことによって100%シャフトのしなりを活かすことができます。

いままでシャフトのしなりを上手く活用出来なかった方は必ず飛距離アップできると行っても過言ではありません。

ぜひこのページをじっくり何度もご覧頂き、飛距離アップに活用して頂ければと思います

まだ森本先生との対談映像はございますので、次回動画も楽しみにしていて下さい。

なお、最新のゴルラボ更新情報をお伝えしますので、Facebookの「いいね!」やTwitterフォローをお願い致します。

 

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