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ゴルフスイングは「体重移動」から「一軸」スイング時代へ

 2015/04/04 ゴルフスイング理論   98,004 Views

最近流行の一軸スイング。

時代は体重移動のスイング理論から一軸スイング理論へと変化しました。

先日当サイトでも紹介した「スタック&チルト」「左一軸打法」などのスイング理論も、一軸スイング理論の一つなのですが、今日はスイング理論の変遷をご紹介したいと思います。

ベンホーガン、デビッドレッドベター理論全盛時代

ベンホーガンの『モダンゴルフ』、デビッドレッドベターの『アスレチックスイング』これらのスイング理論がゴルフのバイブルとしてもてはやされた時代。
この頃のスイング理論は、体重移動をしっかり行うのが普通でした。

体重移動のスイング、それこそがゴルフのスイング。

右足にしっかり体重をのせ、インパクトで左足にしっかり体重を乗せる。

デビッドレッドベターの教え子、マスターズや全英オープンで素晴らしい成績を上げたニック・ファルドのスイングは、まるで機械のように上手く体重移動できています。

ほれぼれするほど正確に体重移動するニックファルドのスイング。

これまたニック繋がりレッドベターの教え子ニックプライスのスイング解析。

また、日本の選手でもジャンボ尾崎は天才的に体重移動の上手い選手でした。
なぜこのような天才的な体重移動ができるのか?
彼が高校生時代野球のピッチャーだったからだと言われています。

インパクト直後にヘッドアップしているので、ミスショットと紙一重。天才ジャンボだからできるスイングです。

ただ、上のニックファルドのスイングに比べると正確性、再現性があるスイングには見えません。
この辺が、ジャンボが海外の大会で勝てなかった理由かもしれません。

タイガー・ウッズの登場

このベンホーガン、デビッドレッドベターの体重移動のスイング全盛期以降『タイガー・ウッズ』という怪物がゴルフ界に登場します。
300ヤード以上を誇り、その美しいスイングはゴルファーを魅了しました。

彼のスイングを見ると分かるとおり、見た目では体重移動が分かりにくく、スイングの軸が一つであることが分ります。(※物理的にはトップで両腕が右側に来るので右足に体重は移動しています)

この頭のぶれなさ、軸の動きのなさは当時話題になりました。
タイガー・ウッズが持つ天性の才能、強靱な肉体だからできるのだろうと。

しかし、タイガーの登場から数年後。
多くのプロゴルファーが一軸スイングに変化していったのです。

今やほとんどのプロゴルファーが一軸スイングに

タイガー・ウッズの登場以降、一軸のスイングをするプロゴルファーが増えました。
日本の石川遼、松山英樹もその一人です。

石川遼選手のスーパースロースイング映像

松山英樹選手のスーパースロースイング映像

軸どころか頭が全く動かない松山英樹選手のスイング。

なぜ体重移動のスイングから一軸スイングに変化したのか?
クラブヘッドの巨大化、シャフトの性能アップ等ゴルフクラブの変化も理由かもしれませんが、タイガー・ウッズ登場後のゴルフ理論の進化が一番の理由だと思います。

ロリー・マキロイやジョーダン・スピース、ジェイソン・デイといった強い選手は皆、同じ一軸スイングです。

ロリー・マキロイ選手のスーパースロースイング映像

ジョーダン・スピース選手のスーパースロースイング映像

ジェイソン・デイ選手とロリー・マキロイ選手のスイング比較映像

ジェイソンデイとロリーマキロイの動画を並べるとそっくりのスイングですね。

一軸スイングを一般ゴルファーに

一軸スイングが今の主流なのは分った。

でもそう言われても、タイガー・ウッズや松山英樹のようなスイングは一般の我々には難しい・・・
そんな一般ゴルファーのために作られた一軸スイング理論が先日ご紹介した「スタック&チルト」「左一軸打法」です。
これらは、一軸スイングを筋力の無い一般ゴルファーにもできるようにしたゴルフ理論です。

ただ、
・アイアンのみならずドライバーも左一軸
・フェースローテーションを極力しない
・右脇を締めたコンパクトなトップ
etc・・・

このような特徴を持ち、プロのゴルフスイングにはあまり見られないスイング理論です。

【オジー・モアの左一軸打法】

右脇が締まったコンパクトなトップによる、フラットなスイングプレーン。

理論的には、正確性は高いのですが飛距離の出にくいスイングです。

しかし、最近ではもっと自然な形で一軸スイング出来るリズムシンクロ打法といった理論も登場しています。

・ドライバーはセンター一軸、アイアンは左股関節一軸
・アップライトなスイングプレーン
・左膝を柔軟に使うことでヘッドアップを防ぐ
このような工夫を凝らすことで、プロゴルファーのような強靱なインナーマッスルを必要とせず、一軸スイングを可能にしています。

【森本光洋リズムシンクロ打法】

強靱な肉体を必要としない一軸スイング。

まとめ

ゴルフのスイングは100人100様。
体重移動のスイング理論であっても間違いではありません。
ただ、機械の性能が日々進化するように、ゴルフのスイングも日々進化します。

ジャンボ尾崎から松山英樹へ。
ニック・ファルドからロリー・マキロイへ。

しかもその一軸スイングは、一般の我々でも真似できる時代です。

ジャンボのスイングは、ちょっと真似しようとしてもできませんよね・・・

あなたも一軸スイングで、楽に飛ばし、正確なショットを手にしましょう!

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